思い出の紅白 花巻温泉②

いつもカメラを持ち歩いてサッコステージに行く私だが、幸か不幸かこの日は撮影全面禁止という事で、カメラ撮りを気にする事がなく、逆にじっくりゆっくり聞く機会が与えられた。

この日はもちろん‘思い出の紅白’だし、最近トップで歌う曲の恒例ともなっている‘きみ可愛いね’から歌ったが、豪華な生オーケストラに乗ってさらに歌唱に輝きを増しているように感じる。熟練されたプロの方達の、高尚な伴奏にうまく調和して張りのある声量が、さらにひとつ上のレベルの域に達しているように感じられた。いつもカラオケで聞いているサッコソングでも、もちろん充分過ぎるほどの完成度なのだが、このような上等な生オケであればあるほど、演奏に負ける事なくサッコの歌は生きてくる。

‘きみかわ’が終わって謙治さんの「ヘッドライト」が始まりサッコ舞台袖へ行く。そして2曲目の前に、黄色いロングドレスに早変わり。そこで‘木枯らしの二人’歌う。ここでも素晴らしい伴奏と共に、声と楽器が一体化されたような響きが会場内いっぱいに放たれる。特に、この日の‘木枯らしの二人’は3時の部で特に感じられたのだが、私がこの曲でサッコの凄さを認識した小学校時代の原点に戻らせてくれたほど、この日の歌唱には力があったし、「聞きます」ではなくて、「聴かせてくれる」ほどの領分域であったと思う。次は菅原さん「忘れな草をあなたに」ジュンさん「夕月」五月さん「一週間に十日来い」三田さん「明日は咲こう花咲こう」と歌われた。その途中のMCでは、サッコと謙治さんがサッコがスター誕生では2年先輩で、年齢ではサッコが2年後輩。少しややこしいねと笑いながら、合田さんがサッコに、謙治さんを最初に見た印象は?と聞くと「芸能人らしくない普通の人が入ってきたみたい」といいながら笑いを誘う。そして五月さんと三田さんと合田さんのトーク。合田さんの説明では、昭和37年までは戦前の歌手の方達が歌っていたが、38年からは紅白の基準も変わってきてヒット曲重視で、テレビも視聴率が試されるようになったとの事。五月さんは37年から連続で選ばれて、今のような時代でなかったし、あまり実感がわかなかったとの事。三田さんの頃は五十音順に、入場行進してたので、三波春夫さんとか、村田英雄さんらの大物と一緒に狭いエレベーターで降りてきて、口もきけなかったという事。

全員最後の持ち歌を1曲残し、衣装替えのため、いったん舞台袖へ。その間合田氏のトークと、動揺に纏わる話をはじめる。

そこで明かした合田氏の、嬉しい情報とは・・・

次回続きます。

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