

まるよしサンの解題に約一月も遅れながらですが今回のテーマも便乗させていただきます。ただし解題ではなくいつものごとく想い出話となってしまいそうですが…。今回のテーマは『青い麦』。どちらかといえば失恋や別れの歌が多い感のあるサッコソングの中でこれから愛を育んでいこうというこの歌は恋愛が成就している点でも珍しいかもしれませんね。私と同年代の間では特に人気のあるサッコソングのようで、大学時代クラスの何人かの男子に「お前、伊藤咲子のファンだよな。『青い麦』が聴きたくなったからテープに入れてくれないか」と頼まれたことがあります。最近でも同い年のビール仲間や同僚に「『青い麦』って歌あったよね、あの歌好きだよ…」と続けざまに言われました。私にとって『青い麦』はサッコボルテージがマックスを超えて大爆発を起こした歌(2度目は『愛のシルフィ』時)でもあるんですが、デビューからたった一年ですごーくおねーさんになったサッコがVサインを出しながら歌う姿はとても印象的で、同年代の人たちにとっても、人生最初の卒業というものを経験し初めて制服に袖を通したこともあいまって心に深く刻まれているのでしょう。

着なれた制服が少し苦しい…という歌詞にもちょっぴりうなずけるようになった中学進学という節目はファンクラブに入ろうという行動をも起こさせる契機となり、本格的に伊藤咲子ファン道を歩み出す第一歩となったのです。旧ファンクラブ発足は前回のテーマ『夢みる頃』の時でしたが、旧ファンクラブの会報が創刊されたのはこの『青い麦』の時でした。サッコちゃんもよく言われるように「青い山脈」をイメージした歌だということですが、昨年サッコちゃんが参加された平凡アワーのツアーで三田明さんの『美しい十代』と西郷輝彦さんの北原じゅんさん作曲『君だけを』を聴いて、なるほど『青い麦』は違和感なく吉田正路線に並ぶいわゆる青春賛歌なんだなと実感しました。626でも古賀先生にちなんで『なんちゃって青い麦』(青い麦の前奏から始まる東京ラプソディー)もご披露いただきましたしね。タイトル通り新緑若葉のイメージで衣装もグリーンでした。これはあきら君からいただいた画像でマルベル堂のブロマイドだと思いますが、マルベル堂からパネルにして贈られた同ポーズのものが当時サッコちゃんのお部屋に飾ってありました。(←またの機会にご紹介します)モノクロのサッコは大阪三越劇場でのサッコです。記念すべきサッコの初CFプリンゼもこの時期でしたよね。皆さんはイチゴ味とメロン味とどちらがお好きでしたか。