おどけたステップ踏みながら帰るアイツが好きだった… 私がサッコソングの中でふと気がつくと何度も何度も繰り返し口ずさんでいることの多い『たそがれに愛をこめて』のワンフレーズ。サッコ彩図の掲示板にも幾度か口ずさみ度No1の歌であると書き込みをしていますが、二番の歌詞に出てくるこの1フレーズだけをなぜか繰り返しているのです。たまに一番の「恋もほのかなだけで終わりそう 青春の日の1ページ」とつなげて口ずさんでいることもありますが、当時中学二年生だった私は、この「ほのかな」という言葉があったからこそリアル感を持つことができ、それが集約されて強いインプットとなったのでしょう。しかしながら浮かぶ光景は、そこは決して学校のような場所ではなく、暖色系の、とあるたまり場で、気の合う仲間たちと集まってはマグカップ片手に語り合ったり、誰かが弾くギターに合わせて歌ったり…そんな感じなのです。今思えばきっと少女漫画の影響で現実とはかけ離れた世界を思い浮かべていたのかもしれません。発売された季節が秋だったことと自分が冬生まれであることから歌詞どおり素直に青春の終わりを秋から冬への移り変わりに重ねた歌だと思ってきました。人生レベルで考えれば黄昏はまさに白秋から玄冬へと移りゆく姿です。
しかしながらそれはサッコちゃんが高校三年生であったことを考えればそこまで大袈裟ではなく青春前期の終わりを歌ったものだといえるでしょう。だからこそ「卒業」という意味合いが生じ卒業式にふさわしい歌だとなっていくのですが、 歌詞が「冬から春」ではなく阿久までも「秋から冬」であることにこだわりを持っている私は、一般にいう門出となる卒業の季節を歌った歌には思えず、これからの人生の中で幾度か繰り返されるであろう、あるまとまった時が幕を閉じるその哀愁を、初めて迎えて、感傷に浸っているそんな場面がしっくりきたのです。その考えは変わりませんが、中学、高校、大学…と卒業式を迎える度に「冬から春へ変わったら…」と一人歌ってもいました。
この『たそがれに愛をこめて』は626のラストソング(アンコール前の)に選ばれ、披露されました。レコードだと間奏でコーラスが入りますが、その部分をMAYUMI姉貴、ドイツ語通訳さん、ちゅん隊長…みんなと自然に声を合わせて♪たそーがれに愛をこめてさよならを言えば懐かしい歌が聞こえ涙を誘う~と歌ったことがとっても嬉しくて忘れられない1ページとなりました。その後、905、川崎クラウン、パインヒルDショー、昨年の山形インDショーでも一緒に歌いましたが、是非、今週末もファンのみんなと歌いたいですねぇ。。。だめっ号泣しちゃう…(笑