VIVA! SAKKO: ２００４年１月

１月１８日（日）「よみがえれ！青春のヒットパレード」ｉｎ八潮メッセ

第１部貸切　第２部一般　曲目①きみ可愛いね②青い麦③ひまわり娘④冬の星⑤木枯しの二人⑥乙女のワルツ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１月２３日（金）NHKラジオ「いとしのオールディーズ」トーク出演

ラジオスクリプト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オープニング
今夜は昨年の春から活動を再開された歌手の伊藤咲子さんをお迎えしています。
伊藤咲子さんと言えば、この曲だと思います。（ひまわり娘をワンコーラス）
「リリースミ」
聞いていらっしゃる方は結構びっくりしているかもしれませんね。
通学路の途中に親戚のお方がお住まいで、そこにうちの父と同じで写譜をしていらっしゃる方がお住いでした。ラジオとか音楽を聴きながらお仕事をしており、そこによくおじゃましていて、そこで流れていた曲がこれでした。
家族はクラシック好きでしたが、なぜか私だけ、あんこつばきとか植木等さんの曲を歌っていました。
クラシックについてはこのオーケストラはこの指揮者だ、というぐらい父はよくわかっていました。
「恋は水色」
伊藤咲子は芸名だと思っていましたが？
母は桜子にしたかったそうです。でも親戚の方が反対して。
子供のころはいやだったんです。子供のころは美子とか恵子とかがはやりだったのですが、大人になってからは咲子が大好きな名前になり、感謝しています。
得意な科目は音楽だけでした。幼稚園のころから、一人「見本として歌ってちょうだい」、と言われていましたが、他の科目はダメでした。体育は得意でしたが。
中学時代に放送の係になり、視聴覚室に入って放送していました。そのときによくかけていた曲が「恋は水色」でした。
次は、好きな曲のカーペンターズです。体育祭などの準備中に誰かが持ってきた曲です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「スーパースター」
伊藤さんのデビュー前後の話を聞きます。
森昌子さんがデビューしたことがきっかけでオーディション応募のはがきを出しました。
昌子さんが受賞したシーンがテレビで放映され、歌好きの私を友達が背中を押してくれました。
そのときは、朱理エイコさんの「見捨てられた子のように」を歌いました。
まさか受かるとは思いませんでした。好きでしたけど、プロの世界に入れるとは思いませんでしたし、母には「お願いだから普通の世界に生きてほしい」と言われました。
ひまわり娘はロンドンにレコーディングに行きましたが、新人では初めてだったかと思います。
そのときの作曲家がシュキ・レヴィさんですが、そのシュキアンドアビバの曲をお聴きください。
「愛情の花咲く樹」
ほとんどＣＤでかけるこの番組ですが、久しぶりにＬＰレコードでかけました。
東芝の当時のプロデューサーの方がこの曲もプロデュースされていて、その方の一声でロンドンでのレコーディングが決まりました。
初めての海外旅行でしたが、何でも自分でやらなければならず、とても厳しくて涙しました。（笑）
「マイ・ウゥイ」
この歌には、いろんな思い出があります。
劇場で見たんですよね。これには大泣きしました。自分では歌ったことがありませんが、大好きな歌です。
伊藤さんは歌手を休業されてお店でこの曲を歌われた方が多かったそうですが？
大勢の方が歌われていましたが、その中の２人ぐらいプロでデビューされた方が良いと思う方がいらっしゃいました。
アイドル時代は、阿久先生とか三木先生が事務所にいつでもいらっしゃって、いつでもお会いできたので、本当に恵まれていました。
「素顔のままで」（ビリージョエル）
原題がJust The Way you areですね。
１９歳ぐらいの時に聞いていましたが、意味もわからず聞いていました。その時に意味をある方に教えて頂いて、考え方が変わった曲でもありました。そんな女性になれるといいなと。これは英語もわかるようになれるといいなと。その数年後、鹿内孝さんにレッスンを受けました。
それでは、今につながるお話を。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生ＦＡＸ紹介が３通。
英語の勉強について鹿内孝先生の門をたたきました。
「この胸のときめきを」
「コパカバーナ」
この番組はご自身も歌った曲をサブタイトルとした番組ですが、コパカバーナは本当に難しかったです。これは英語を習う必要があるだろう、ということで鹿内先生の門をたたきました。
「この胸のときめきを」については、歌ったらすぐに鹿内先生に、「これでいいよ」と言われました。
後にも先にも先生にそんなことを言われたのは一回だけです。
国際的なソウルの音楽祭で自分のＬＰのペガサスという曲を英語に変えて教えて頂いて歌いました。
その後結婚と同時に歌手は休業しました。しかし、毎日お店で毎日何らかの形で歌を歌っていましたし、店のことで頭がいっぱいでしたから、充実した日々を送りました。。
「あなたしかみえない」
伊藤ゆかりさんが歌いましたが、私も大好きで歌っています。
数年前に体をこわし、ゆっくり考えた結果、もっと歌いたいと思いました。マネージャーが良く言いますが、歌っている時はとても幸せそうだということです。昨年の春には公式ホームページも熱心なファンの方が立ち上げてくれて、全国から世界から世界中からファンの方が集まってくれています。これも私の大きな勇気になっています。
「追憶」
振り返ってみると私の好きな曲は絶唱型の曲が多いですが、それだけでなくこれからはしっとりとした歌も歌いたいです。ピアノが入った曲も小さいころから好きでした。
頭は６月２６日の３０周年リサイタルのことでいっぱいです。
２月に入ったらホームページですべてご案内できます。
是非いらしてください。