vol.160 SAKKOMANIA9
1974年12月に発売されたアルバム「私のカレンダー」の8月の歌「夏の少年」。先にベースのスラップ奏法を初めて聴くことができる楽曲だと書きましたが、このスラップがチョッパーと呼ばれ注目されるようになるのは翌75年発売「キャラメル・ママ」に収録されている「チョッパーズ・ブキ」の後藤次利さんによるスラップ奏法と言われています。日本では70年代後半から80年代後半にかけてブームになったフュージョンで盛んにテクニックが競われた奏法です。
次にサッコの曲でベースのスラップ奏法が聴けるのは78年7月に発売されたアルバム「おるごおる」です。そうです、そうです。私の宇宙一好きな「今夜はちょっといい気分」そのスラップ奏法が登場するのです。ラテンなヴォサノバですから最高潮です。そして、意外にジャジィな「つぶやきあつめ」。シングルヴァージョンもスラップです。
82年5月に発売された「Slow Motion」では、時代ですから全般でスラップが楽しめます。
「おるごおる」のベース岡沢章さんとドラムの渡嘉敷祐一さんのセッションを見つけました
YouTube: OTONOMA(岡沢-松原セッション)2011/04/25
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