マイベストソング② <恋人>Ⅹ完結編 それぞれの道へ
はじめて口づけをした日から数日が過ぎ二人は海へ行く約束をする。
眩しい愛子の水着姿が目に浮かび、忘れられない朝倉は海へ行った帰り道に愛子を求めようとする。驚いた愛子は抵抗して無言のまま朝倉が運転する車から降り自宅へ急いで帰る。
それでも朝倉が好きでたまらない愛子は朝倉からの連絡を待っていたが、数ヶ月経っても連絡がこない。自分から連絡しても繋がらずに落胆していたところへみどりかられんらくを受け、大事な話があるから今すぐ来るよう言われる。
井上と一緒に店で待っていたみどりから、朝倉がラグビーの練習中に大怪我をしラグビーがもうできなくなるかもしれないと言われた事を伝えられショックを受ける。
急いで病院へ駆けつけた愛子が見たのはギプスをした朝倉の姿だった。何日かおきに通いながら懸命に朝倉を支え励ます愛子。
奇跡的な回復をし、1ヵ月後に退院した朝倉ははじめてデートしたT公園へ行こうと愛子を誘う。
丘の上で再び愛を確かめ合ってふたりは将来のことを語り合う。
怪我が完全に治ったら朝倉はニュージーランドへラグビー留学を考えているという。期間は1年間。長ければもっとかかるかもしれないという。愛子には自分が選んで決めた道に進んでほしいと美大を受けるよう勧める。
愛子のすべてがほしいが今の自分は未熟なため、自分の選んだ道を突き進みたい。お互いに自信がついたら再びこの公園で会おうと誓い合う。
愛子の高校卒業式の翌日、一時帰国で帰ってきた朝倉とT公園で久々に再会する。厳しい留学生活だがラグビーは楽しいし、自分にはこれしかないと目を輝かせて生き生きさせる。だがニュージーランドにいても愛子の事を思い出し、頭から離れなかったという。
さらに逞しくなった朝倉を微笑ましく見つめる愛子。
ついにふたりは初めてその日に結ばれる。見つめ合いながら出合ったばかりの頃を懐かしく語り合う二人。
離れて暮らしていてもお互いを信じて支えあっていこうと話し合う。
朝倉はニュージーランドへ戻り、愛子は美大へ入学してそれぞれの道を歩み始めた。進んだ道は別々でもお互いに心で思いあうふたりだった。
マイベストソング② <恋人>
完
マイベストソング② 「恋人」が完結しました。全部細かい描写で表そうと思ったんですが、このサイトのブログでは過激といいますか、適切でない表現だと思い最後はあらすじで書きました。それだったら書くなよと言われそうですが、自分の表現は変えたくなかったのでそうしました(汗・・・)
全部我流でやりましたので、変な表現や言葉の意味が違っている場合があるかもしれませんがご容赦くださ~い!
このような創造ストーリーでもよければまたサッコソングからやりたいと思います。でも今はちょっと一休みさせてください(笑)ありがとうございました。
投稿: かなみ | 2007年3月14日 (水) 17:42
こんばんは。車から降りた後の愛子が
気になっていたのですが、結果として最良の道を
二人とも進んだように思います。
読者から見て、安心したといいますか、これでよかったと思うのです。でも朝倉のアクシデントは予想していませんでした。「それぞれの道」という展開、
少し意表をつかれましたが、流石の内容、ありがとうございました。
投稿: なおと | 2007年3月14日 (水) 19:51
なおとさん
最後まで読んでくださりありがとうございました。
それに編集までしていただいて、感謝です(*^^)/
まだ未完成ですが、できるまでコツコツと中身を肉付けして書いていきたいと思います。いつになるかわかりませんが、またお送りしますので気長にお待ちくださいね!
投稿: かなみ | 2007年3月15日 (木) 16:54