森昌子さん コンサートミニレポ
きのうは秋田県民会館で森昌子さんのコンサートがありました。県内では最も大きな会館で収容人数は大ホールで1800人ほど入る会場です。
http://www.akisouko.com/ken_kai/index.html
テレビなどで見る昌子ちゃんの歌声も気になっていましたし、私にとってもリアルタイムで見ていた元祖スタ誕娘とでもいうべき永遠のスターなので、一度でいいから見てみたいと以前から思ってました。
お客さんの年齢層は中高年が多く、最高齢で80代の方達も大勢いらっしゃいました。私はかなり下の年代だと思います。それだけ若い時からお年寄りの方達からも支持され愛されていたのだと思います。
幕が開き、大きなスクリーンに昌子ちゃんの今までの経歴が文字に映し出されました。本人のナレーションで将来は学校の体育の先生になりたかったが叔母さんにスタ誕の番組を受けるよう勧められ合格して第二の人生が始まったと語られていました。途中でやめたいと思ったことも何度かあったそうです。高3トリオを解散してからは海外に行ってみたいと思ったりしたそうです。
本人が登場し、せんせい、 同級生、 中学三年生、 記念樹などを歌われました。そのご本人のMCで司会の方とのトークでは「いつまでも若く可愛らしい」と言われ昌子ちゃんは「そうなんです。よく言われます。もちろん冗談です」と笑いを誘ってました。なかなか面白い話も連発してました。20代の頃の持ち歌を歌い、その後は美空ひばりソングを歌いました。そして森昌子という歌手を大きく決定付けてくれた大ヒット曲を歌いました。歌った曲はおかあさん、父娘草、哀しみ本線日本海、越冬つばめ、などです。もっとたくさん歌いましたが会場が真っ暗ですのでメモもできずに曲目がわかりませんでした。はっきりわかる曲目だけ書きます。ひばりソングでは悲しき口笛、悲しい酒、愛燦燦などを歌われました。ひばりさんとの思い出話を聞かせてくれました。よくお弁当を作ってもらったとの事。歌手は体が資本だからなんでも食べなきゃだめと言われ、好き嫌いが多かった私に嫌いな物ばかりを作って持ってきてくれたとの事(本人は笑ってました)
引退してから20年くらい経ち、去年復帰した。再び歌ってみようという気になったのは、こうやって私の歌を聞きに来てくださる皆様がいたからこそその気になれたとの事。これからも頑張っていきたい。こころ雪、美しき大地(こころ雪のB面)、ラストはバラ色の未来で締めてくれました。全部で18~22曲近く歌ったと思います。
復帰後の昌子ちゃんは、よく泣いて歌い、失礼ながら声が震えて気になっていたのですが、テレビで見るよりしっかりしていて高音はよく出ていました。ボイストレーニングや発声練習は復帰後やってらっしゃるようなので、ずいぶん力を入れてやっているなと感じました。素人の私が言うのもなんですが、ささやいたり語りかけたりする部分や低音部をもっと上手く歌いこなせるようになればもっと昔のような、またはそれ以上の声をだせると感じました。曲は私が個人的に好きな中学三年生、哀しみ本線日本海が良かったです。でもそれ以上に良いと思ったのはひばりさんの悲しい酒、越冬つばめ、そしてラストのバラ色の未来は声も良く出て心にじーんときました。ラストのバラ色の未来の前に歌った、美しき大地は親が子供に伝えたい心情の歌というのでご自分に照らし合わせ胸にぐっときたのか涙ぐんでいました。これだけたくさん歌ったのに衰えは感じさせませんでした。テレビではせいぜい1曲か特集でも数曲歌う程度なのでどれだけの力量かはわかりませんでしたが、彼女は歌い込むほどに声が出て良く通っていました。やはり持っているものが違います。テレビで見るより数段良かったです。また機会があれば行ってみたいと感じさせてくれました。
復帰して精力的に活動していらっしゃる森昌子さん、同じく復帰組のサッコと同様これからも更なるご活躍をお祈りしています。いつかはサッコと一緒に歌っている姿を見てみたいですね。
黄金の33年組の一人、昌子さんのご復帰はサッコさんにとっても心強いでしょう。私は昌子さんと言うと「中学三年生」かな。それに学習雑誌の常連だったこと。昌子さんは○学館の小学○年生にも、登場されてましたよ。私の年代は演歌はうといけれど、それを身近にしてくれたのが、昌子さんだったと思います。ボイトレによって往年の喉も不変とのこと。今後のご活躍が期待されますね!演歌のCDは一枚もないのですが(^^;;昌子さんなら買ってもいいかな。
投稿: なおと | 2007年4月22日 (日) 16:38
なおとさん
同い年の中3トリオ、他の黄金の33年仲間の動向はサッコにとってももちろん心の支えとして、またはご自分の活動の道しるべとして心強いものがあるのではないでしょうか!そういえば、学習雑誌に載っていた気もします。昌子ちゃんがデビューした当時に演歌が身近なものになり、今まで演歌を歌った事がない人も歌いやすくなったような気がします。声の調子は上々に仕上がってきてるように感じて私も嬉しかったです♪
投稿: かなみ | 2007年4月23日 (月) 10:49
遅いコメントになって恐縮です。
サッコさんと同世代の方の復帰なので、応援したいですね。徐々に昌子さんらしい歌になっていけばいいと思います。生前のひばりさんも、昌子さんの歌唱力を褒めておられたように思うので、ひばりソングを歌い継ぐにはぴったりの方ですね。朝ドラでも頑張っておられますが、さらなる活躍を期待します。
投稿: まるよし | 2007年4月30日 (月) 07:27
まるよしさん
昌子ちゃんの声はだんだん戻りつつあると感じました。元々は秀でている彼女ですから歌いこんでいくうちに取り戻していってくれると思います。ひばりさんのお話のとき、司会の方が「私の後を継いでくれるのは昌子ちゃんだと思っていたが、結婚すると聞いてとても残念だと言ってらっしゃった」と言ってました。朝ドラの話もしていて、お隣岩手が舞台だが、これから5月になったら出番がたくさんあるとの事。内容は言いたくても言えないと笑っていました。これからもサッコの同級生仲間として頑張ってほしいですね。
投稿: かなみ | 2007年5月 1日 (火) 09:49
レポートを読んでいるとますます昌子さんの歌声久しぶりに生で聴きたくなってきました。「哀しみ本線・・」の絶頂期のコンサートではなんと50曲を歌ってくれました。
司会の方は町田さんでした?当時の専属司会の方で、時々玉置宏さんもやってましたよ。
投稿: プリンゼ幸夫 | 2007年5月 2日 (水) 19:51
幸ちゃん
私達の年代が小学生時代によく聞いた演歌歌手といえどアイドルでしたからね。私も思いいれはあります。50曲とは凄いですね。昌子ちゃんの喉の強さの証ですね。町田さんか誰かはわかりませんが、上背がある方ではありませんでした。親しくお話してお互い慣れていらっしゃったようなので、多分そうかもしれません。名司会でしたよ。
投稿: かなみ | 2007年5月 3日 (木) 17:24