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ディスコグラフィー(アルバム)

  • <small>木枯しの二人 伊藤咲子  歌謡デラックス</small>
    アルバムのディスコグラフィー。すべてサッコ本人のコメント付きです。

<big><b>ディスコグラフィー(シングル)</b></big>

  • <small>(番外)セブンイレブンファミリーソング「友達になろう」(非売品)</small>
    シングルのディスコグラフィー。すべてサッコ本人のコメント付きです。

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欽ちゃん

最初、テレビのワイドショーを見て「えっ」と思った。某人気お笑いタレントの不祥事に責任を取り、タレントが所属する欽ちゃん球団を解散するという。野球キチの私としては、‘何もそこまでしなくてもいいのに・・’と思ったが一応の欽ちゃんのけじめのとり方なのだろう。欽ちゃんこと、萩本欽一さんといえば、いわずと知れたお笑いコメディアンで、坂上二郎さんとコント55号で、高度成長期の、あの凄い突き出た時代に一時代を作り上げた大スターである。数多くの番組に出て、司会、お笑いの舞台、バラエティなどに多数出演、そして演出家でもある。昭和40年代半ばから、50年代終盤まで、欽ちゃんがテレビに出ない日はなかったくらいに活躍された姿を記憶の中でもはっきり思い出す事ができる方は多いと思う。

その数多く出演された番組の中で、私たちサッコファンとしては忘れるはずがない番組はいうまでもない『スター誕生』だが、その初代司会者として番組の礎を築いた第一人者である。私も欽ちゃん時代は、スタ誕を、ほとんど欠かさず見たものだ。歌い終えたばかりの明日を夢見る若い子に、審査員のお偉い先生達が、ちくりと辛口批評をする、あるいは容赦なく辛辣に批判する。見ていて気の毒に思った事もあったほどだ。そんな先生方に、やんわりと嫌味がなく「先生、そこまで言わなくたっていいでしょ。せっかく頑張って歌ったんだから、そこんとこの気持ちも考えてやってよ~」と欽ちゃん。真剣な先生のお言葉に、欽ちゃんのこのアドリブ。苦笑いする先生達。考えようによっては番組をぶち壊していないでもない欽ちゃんなのだが、そこは欽ちゃんの人柄で、先生達と相対する態度でも、妙なアンバランスが逆にバランスよく番組が進行されて、楽しくわくわくしながら見る事ができたものだ。別の司会者が先生達にそんなアドリブを言えるはずもなく、言ったとしても食って掛かっている態度に見えるだけだっただろう。

その欽ちゃんを、これも人柄からきてるのかな、と思われるシーンがあった。確か欽ちゃんが番組を降板するという事で特集があった時だったと思う。スタ誕から巣立っていったタレントが番組に結集し、欽ちゃんに一声かけて見送るという場面での事。山口百恵さんの番になった時、あの百恵さんが泣いている。人目もはばからずにしゃくりあげて、声をあげているようにも見えた。百恵さんの立っていた場所は観客側から見て一番左端か、その隣かだったと思う。これは珍しいと思ったのかモニターでも彼女に焦点を当て、アップにしたので尚更あの時の印象が強かった。正直、私も百恵さんがあのような感情を表に出して見せたのは以外だったし、軽いショックだった。新人賞などでもめったに涙を見せる人ではなかったし、少し不器用そうで芯が通っていそうな彼女が、パフォーマンスであの涙はないなと思ったからだ。きっと心の底から湧き上がる感情を抑えきれずに素直に流れ出たのではと思う。デビュー前から百恵さんを見てきたし、個人的に話もしたかもしれない。欽ちゃんの卒業が寂しくてだったのは本当の気持ちだろうと思うが、その当時、交際していた三浦友和さんの事などこれからの事で悩んでいた百恵さん自身と重ね合わせて一気に感極まったのだろうか。父親が不在で育った百恵さんにとっては、欽ちゃんがある意味、父親を感じさせてくれる人物であったのかもしれない。そこまで感じるには欽ちゃんの相手をほっとさせてくれる人柄や、言葉は粗末でも、相手の心を不快にさせず、愉快に楽しくしてあげたいという思いやりがある、持って生まれた真のエンターティナーなのだろう。

球団解散宣言から数日後、解散は撤回宣言をして無事に球団は存続する事に翻った。最初の解散宣言は、流石の欽ちゃんも勇み足かなと思ったのだが、これは欽ちゃん流にけじめをつけたのと同時に、ファンのために皆が喜ぶ野球をしたいために球団を作ったのに、その夢をぶち壊してしまって、ファンに申し訳ないというお詫びを込めた決断だったと思う。しかし、その後、地元球団に住む地域の方たちの署名運動や、欽ちゃん本人、所属事務所へのたくさんの封書やメールなどで、フッと欽ちゃん自身が解散するのが良い解決策ではないと考え直したのであろう。永続して皆が喜び楽しんでくれればいいという思いがあればこその判断であったと思う。解散宣言から、こんなに早く、やっぱり続けますったってなぁなんて声が、あるそうだが、そこは欽ちゃんの愛嬌で許してやってほしい。(って私があやまるのもなんだが、なんとなく欽ちゃんの気持ちがわかるような気がするので・・)
<災い転じて福となす>この諺をこの件で、朝の某ワイドショーで使っていた有名ジァーナリストがいたが、そうなってくれればいいと切に思っている。頑張れ欽ちゃん!

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欽ちゃんを参照しているブログ:

コメント

 ぼくも、あの解散宣言は唐突に感じました。高校野球じゃあるまいし、なんで連帯責任なんだ、と。山本さんも大の大人なのですから、欽ちゃんがそこまで責任を負う必要はないし、球団は欽ちゃん一人のものではないのに、独断でこんな会見しちゃっていいのか? と疑問でした。
 それで、ブログネタにしようかとも思ったんですが、これはまだまだ展開がありそうだ、と思ってもう少し経過を見守ることにしていたら、案の定でした。

 やはり、欽ちゃんとしては、キャラクターとして少しでもダーティなイメージを背負いたくないだろうし、本当に人がいいから、素直に解散宣言が口をついて出たんでしょうね。
 そしてすぐに撤回したり、けじめをつけるために一イニングだけラストゲームをしたり… 普通なら非難囂々になりそうなのに、こんなことをしても許されているのは、欽ちゃんの人徳と人気あってこそでしょう。ここまでの地位を得るのに欽ちゃんが積み重ねてきた努力は大変なものでしょうし、それを野球という文化に注ぎ込むのもエライですね。

相方の二郎さんも球団を持っている(監督をやっている?)らしいので、そういう意味でも一緒に野球を盛り上げて欲しいですよね。二郎さんも病気を克服しての仕事復帰ですし、欽ちゃんは仲間の不祥事を克服しての球団復活ですね。
私は個人的には、個人の不祥事によって所属する団体が責任をとることは嫌いです。
個人は個人で責任を取れ!!という主義です。

まるよしさん

欽ちゃんも、大スターといえど、やはり人の子。言ってしまった後に、事の重大さに気づいたんでしょう。宣言した時は、潔くクリーンにしたいと思ったんでしょうけど、球団に携わる人達や、膨大なお金をかけて作った事を考えるとこれは間違ってたと思ったのかもしれませんね。むしろ宣言してしまったから、後に引けないなどと変な意地を張って、撤回しないまま我を通すよりも、早い段階で継続する事にしてよかったと思います。本人も、みんなにごめんなさいと至るところであやまっていましたが、むしろ自分の言動を反省してあやまる方が勇気があって、潔いと思います。これも欽ちゃんだからできる事でしょうね。

美咲さん
えっほんとですか?二郎さんも、御自分の球団を持ってるんですか?それは二人の対決が楽しみですね!それとももう対戦したのかな?お二人のコントも久々に見てみたいですね。

>私は個人的には、個人の不祥事によって所属する団体が責任をとることは嫌いです。
個人は個人で責任を取れ!!という主義です。

私も、その考えに近いのですが、日本の場合、どうしても他人まで犠牲になる変な(言葉は悪いですが)団体意識があり、これで責任をとったみたいなところがありますからなんともいいようがありません。

まるよしさん、たった今検索してみました。
二郎さんは「鹿児島ホワイトウェーブ」という球団の総監督らしいです。(すみません。オーナーではないようですね)
既に5月に対戦したことがあるようです。
http://373news.com/2000picup/2006/05/picup_20060508_2.htm

●美咲さん
> まるよしさん、たった今検索してみました。

 え? それはかなみさんへのコメントでは(笑)?
 ま、ぼくも興味ありますが。欽ちゃんと二郎さんのマイクパフォーマンス合戦なんて、想像しただけで楽しそうですね。
 来月欽ちゃんのチームが福井に試合しに来るそうなのですが、こんなことがあったあとでは、プラチナチケットになりそうです(笑)。

かなみさん、まるよしさん、すみません。
私の1つ前のコメントの上が、まるよしさんのコメントで、その次のかなみさんのコメントの最初に「まるよしさん」っていうのがあったので、頭の中に『まるよし』と焼きこまれたようです。

あらためて
かなみさん、上記の通りです。。。

まるよしさん、
福井での試合も大きく報道されるでしょうかね。

美咲さん、まるよしさん

またいつか、欽ちゃんと二郎さんのチームの対戦があればいいですね。なんかとてもお笑いパフォーマンスをいっぱいやってくれそうで楽しそうです。
(美咲さん、URLを拝見しましたよ。)

実は秋田でも今日は県北で、明日は県南で欽ちゃんチームが地元選抜と対戦なんですよ。今日の模様はローカル番組か、明日の地元新聞で知らせてくれると思います。私も当初行きたかったけど、用事で行けませんでしたが、あの事の後なので、いろんな意味で盛り上がったと思います。

かなみさん、
昨日のニュースで秋田県での試合が報道されていましたね。といっても野球の結果などはなく、不祥事が拡大してきて、欽ちゃんいわく「ピンチのあとにまたピンチ」といった内容でした。欽ちゃんはさらに「誰かが『やめろ』と言われなければ野球をやめられない」と言う主旨の事を言ってましたね。心中穏やかではないですよね。

今朝の日テレ系の番組「波乱万丈」のゲストが欽ちゃんでしたね。途中から、というより最後の方しか見れなかったんですけど、来年2月に二郎さんとイベント(野球じゃないです)するらしいですね。二郎さんが病気からの復帰でまだ体がうまく動かないと思っているようなので、欽ちゃんが励ましたいみたいですね。二郎さんは宝だから、とか、やはりコンビですね。
野球チームはアメリカのアマチュアリーグに参加させたい、とか言われていたような気がします。

美咲さん
私も、今日の朝、「波乱万丈」を最初の方だけ見ました。出かける寸前だったので、ほんの頭のほうだけでしたが、二郎さんの事も話題に上がってたんですね。やはり二人は名コンビ!お互いがいなかったら、今の欽ちゃんも二郎さんもなかったかもしれませんね。野球もこれからもっと盛り上げていってほしいですね。

すみません。美咲さん、県内での試合と、欽ちゃんの言葉は知りませんでした。後で新聞をゆっくり見ようと思ってました。でも御自分の信念を持って、欽ちゃんにしか出せないカラーの野球を続けてほしいと思います。

 福井での試合は、今さかんにCMを流していますね。

 またピンチ、といっても、今更また止めるとも言えないでしょうし、欽ちゃんも頭を抱えているのでしょう。今となっては、捜査によってある程度事件の全貌が明らかになるまでの間、試合を自粛する、というあたりが正解だったのかもしれません。 でも、そこまでの判断もなかなかできないですよね。

難しい問題ですね。欽ちゃん1人がマスコミに向かって、叫んですむ問題ではなくなってきましたね。自粛するのもひとつの手立てかもしれませんが、ファンの方たちは欽ちゃんの姿を見たいと思ってらっしゃる方が多いと思います。例えば奉仕活動(ボランティア)などをし、世間様にお詫びと感謝をこめて遂行するなんて事もできるのでは、と考えたりなどしてしまいます。

続報? です。

 今日、福井テレビの『い~ざぁええDay』というローカル番組のゲストとして、欽ちゃんが出ていました。これは、いろいろな芸能人が局アナと二人で福井県内を旅して、県民とふれ合う、という番組です。本来は来月の試合のPRのために組まれた企画だったんですが、予想外の出来事が起こり、しかもあの球団解散宣言の翌日の収録だったそうです。
 心なしか、オープニングの欽ちゃんは疲れ気味で沈んだ表情に見えました。が、球場の職員や地元の少年野球チームとの交流をしていくうち、だんだんと欽ちゃん節とギャグが炸裂しはじめ、「飛びます!」まで出ました(それは二郎さんのでしょ…笑)。解散したはずなのに、「今度試合に来るときは…」なんて口をついて出たりもしてましたね。
 そして、野球少年たちに、「野球は一人でやってるんじゃないんだよ」と諭したりもしていて、その言葉を自分にも言い聞かせておられたのかもしれません(笑)。

 余談ですが、この番組のHPでは、ゲストに出てほしい芸能人を福井に招待しよう、というリクエストを受け付けていることに気がついたので、さっそく招待状を書くことにします。誰を? もちろん…!

それは興味深いローカル番組ですね。

>しかもあの球団解散宣言の翌日の収録だったそうです。
>解散したはずなのに、「今度試合に来るときは…」なんて口をついて出たりもしてましたね。

ではあの解散宣言は一体何だったのでしょう?欽ちゃんに限って考えたくないですが、お得意の「演出」だったのかな!?こちら側としては真摯に揺れ動く欽ちゃんの気持ちを受け止めていたんですが・・
まあ、よくも悪くも球団の話題づくりには大いになったんでしょうが・・・

>ゲストに出てほしい芸能人を福井に招待しよう、というリクエストを受け付けていることに気がついたので、さっそく招待状を書くことにします。誰を? もちろん…!
 
そうですね!その方にぜひとも『い~ざぁええDay』のゲストに出てもらい、福井の方たちの前で歌ってほしいです。(笑)

この話題長くなってきましたね。状況がどんどん変わっているのと、欽ちゃんが積極的に表に出ておられるから、というのもありますね。
書いている人は限られてますが(笑)

●かなみさん
> 欽ちゃんに限って考えたくないですが、お得意の「演出」だったのかな!?

 いやいや、言葉が足りなかったかもしれませんが、それはないと思います。「今度試合に来るときは…」というのは、予定されていた試合のことではなく、「もしいつか試合で来ることができたら…」というニュアンスで欽ちゃんは言ったように思いますから。
 欽ちゃん自身が一番野球に未練を抱いていて、気持ちの整理がついてなかったんだろうな、と善意に解釈しています。同行の局アナ氏も、来月の試合はぜひやってくださいね、というスタンスで欽ちゃんと受け答えしていたので、敢えてその点にはつっこんだりしませんでした。

まるよしさん、そうでしたか!

>「もしいつか試合で来ることができたら…」というニュアンスで欽ちゃんは言ったように思いますから。

そういうニュアンスで言われたんですね。理解いたしました。欽ちゃんの、野球を、そして自球団を愛する気持ちが伝わってくるようです。
野球は筋書きのないドラマといいますが、野球好きな方はもちろん、あまり詳しくない方へも、野球のドラマを見せていただきたいですね。欽ちゃんでも、予測つかない脚本もない、楽しさを織り交ぜた野球で。

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