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2007年3月

2007年3月 1日 (木)

vol.108 青春の歌ジョイコン

07022707027_01今回は一昨日開催された「青春の歌ジョイントコンサートin町田」のレポートです。18時開場18時半開演、この日はひまわり隊ナイスガイの一夫さんが座席確保のため2時間あまり並んで、通路を挟んだ前から六列目の中央席をゲットしてくれました。感謝感謝~♪ヤマト兄、まあくんMomoちゃん夫妻の五人のひまわり隊で応援してきました~♪

オープニングは出演者全員による「青春時代」。そして、司会も務める友紀ちゃんの仕切りのもと出演者皆さんが自己紹介をして、まずは、一番後輩の狩人さんの歌から始まりました。『コスモス街道』をはじめ二人が作られた曲など3曲歌われました。

Fromnara8_1_1 そして、サッコちゃんの登場です。衣装はMomoちゃんの大好きな黒とオフホワイトのストライプのドレス。バースデーの二部で着られた衣装です。まずは『きみ可愛いね』からスタートで、私とMomoちゃんはシナモンライトをぶら下げてサッココール飛ばしました!続いて『木枯しの二人』。サッコちゃんから曲目の紹介があると「わぁ」と客席から声があがりました。そして最後は『乙女のワルツ』を熱唱。やっぱりサッコの歌声は大きなホールだとぐっと映えますね。バンド演奏でしたし、声の伸びもよく素敵でしたよ!会場もサッコワールドにどんどん引き込まれていくのがわかりました。

Kayokyoku1Kayokyoku2MCではまるよしさんやヤマトさんが前々から言われていた「歌謡曲だよ人生は」の話も出ました。サッコちゃんが「この映画にはあの妻夫木くんも出ていて…」なんて話もされましたが、サッコちゃんが言うと「妻吹くん?」なんて思っちゃいますよ(笑 同映画にはこの私が写真集まで持っている大好きな武田真治君も出演しているので嬉しいかぎり、「NIGHT HEAD」以来です。 …話がそれましたが、この絶好のチャンスを生かして今年も『乙女のワルツ』のリクエスト頑張りましょうね!みなさん!!

070227_003そして、次に歌われる三善英史さんがステージにいらしてサッコちゃんと少しお話をされました。三善さんは客席にむかってサッコちゃんのことをほめてくれたのですが、照れ隠しなのかサッコちゃんが「いっつも私のこと、どこか変だって言うんですよ。今日も私のブーツ見て…」と二人で笑います。「だって靴下みたいな靴履いてるんですよ。」そして「綺麗なんだから、そんなに化粧に時間かけなくてもいいよ。」と言われたサッコちゃんは「ばらさないでよぉ」と舞台を後に袖に向かわれました。その後ひとりになった三善さんが「最近はね、サッコちゃんと仲良くしてもらってるんですよ。」と話し始めました。「昔はね、ぜんぜん仲良くしてくれなかったんですけどね。ほら、イルカに乗ってた人と仲良くしてたから。でも今は仲良くしてもらっるんですよ。」と笑いをとりながら話されてました。この日は三善さんの魅力も満載でした。胸に切々と訴えかけてくる歌い方がほんとうに心に沁みました。このごろは明ちゃんに英史さんもお気に入りの私です*≧∇≦* うふっ

そして友紀ちゃんです。最初の曲は『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』でした。テレビ主題歌以外で友紀ちゃんというとこの曲が思い浮かぶ私にとっては嬉しいスタートで、続いて『奥様は18歳』『なんたって18歳』『私は忘れない』をメドレータイプで1番ずつ歌ってくださいました♪最初は観客の期待通り多くの人の記憶にある「岡崎友紀」を魅せて、その後の高岡さんとのデュオで、アイドルの看板の裏側にしまっていたミュージカルシンガーとしてのほんものの歌唱力を魅せる、この演出が友紀ちゃんの狙い通りに決まっていてあっぱれだな~と思いました。

最後は高岡健治さんです。高岡さんときくと「ハッチことデビットソウルの声」がすぐさま浮かぶ私ですが、デビューはまさに帝国時代の渡辺プロダクションの歌手としてだったそうですよ。070214合田しゃちょうさんの大先輩になるわけですね…。また横道にそれますがしゃちょうさんのブログにサッコちゃんからのバレンタインのチョコレートが載っていましたよ。 話は戻って、高岡さんの歌声ですが、厚みのある声量で、相当のレベルの方でないと歌えないシナトラの『My Way』を披露してくださいました♪とっても素敵でしたよ。そして友紀ちゃんと『NewYork NewYork』まさにミュージカルそのもの。ここで友紀ちゃんの真髄がドド~ンって感じで殺(や)られちゃいましたね

そして、1部が終了し15分の休憩です。開演前に友紀ちゃんの声による幕間に追加公演のチケットを先行販売するアナウンスを聞いていたMomoちゃんと私はさっそく買いに行きました。割引になる上帰りにサインと握手をしていただけるという特典つき。

014_2 そして、二部の幕があがると、出演者全員がステージの上に弧を描く感じでイスに座って並ばれていました。中央は友紀ちゃんとサッコちゃん。みなさんでお話をされながら1人ずつ歌っていくというもの。ここでのトーク内容はリハなしということで、「奥様は18歳」というべきところ「奥様は魔女」と言ってしまったサッコちゃんのオトボケも登場。友紀ちゃんのヘアスタイルを真似したお話も出たり、友紀ちゃんからは紅白歌のベストテンのロケでホテルに泊まった時に相談ごとを聞いてあげた等、アイドルの看板を外した二人の青春のひと時を垣間見ることができました。友紀ちゃんが「サッコちゃん」と呼ぶのにもなんか感動したなぁ、私≧∀≦  サッコちゃんがこの時歌ったのは「赤い靴」でした。この伊藤咲子の新しい世界は客席を見事呑みこみ、ジョイントコンサートの一つのアクセントにもなっていたと思います。「童謡の謎」の赤い靴の朗読も、まるで子供の枕元で昔話を聞かせる母親のような抑揚で、そして今回もクラシカルに厳かに歌いあげました。070227_03070227_04

そして最後は狩人さんの『あずさ2号』から始まり、サッコちゃんはニューヴァージョンの『ひまわり娘』を、三善さんは『雨』、友紀ちゃんと高岡さんはお二人で『涙そうそう』を歌われ、最後は全員による『明日があるさ』で幕となりました。

まだつづきます…。 070227_002 070227_000

vol.107 恋人派

サッコちゃんの3枚目のアルバム「乙女のワルツ」が発売された時、ファンクラブでもこのアルバムの反響がクローズアップされ、特に「とどかぬ想い」を支持するファンと「恋人」を支持するファンの2つに大きく分かれました。

…と、実は今の今までそう思っていたのですが、記憶ってなんていい加減なものなんでしょう…ひゃ~m(_ _)v  会報をじっくり読み直してみると、会報でファンによるLP評を募り、優秀賞に選ばれた3人の方の内容が掲載されていた、というものでした。確かに『とどかぬ想い』が最高!という見出しが一番大きく取り上げられているので、『恋人』が一押しの私はその瞬間に思い違いをしてしまったようです。優秀賞の3曲は『とどかぬ想い』『十七才の秋の日を』そして、『恋人』でした。

なおもいいわけをするならば、アルバムが発売された翌年に開かれた「初恋」のステージで、この2タイトルが選曲されたので余計にそのイメージを持ったのかもしれません。一部の最後で『恋人』『とどかぬ想い』の順で披露されました。

30周年では「乙女のワルツ」のアルバムからは『二人』を歌われましたが、80年代のステージのラストでは『とどかぬ想い』をよく歌われていました。また、彩図のディスコグラフティーでのコメントを見ると、やはり『とどかぬ想い』に言及されていることから、サッコちゃんはきっと『とどかぬ想い』派なんだろうと勝手に思っていますが、サッコちゃんは必ず『恋人』も「大好きよぉ」とおっしゃいます。Tsubuyaki

90年代に入ると一方的ながら、力強い同志『恋人』派を見つけました。これも私が勝手に思い込んでいるだけですが、それは「なんたってアイドルポップ~つぶやきあつめ~伊藤咲子」をプロデュースされた高橋克彦先生でした。『今夜はちょっといい気分』も選曲されていなければ『Destiny』も『若葉のコンチェルト』もないよと思いつつ、この直木賞先生、恋人派だ~と嬉しくなりました。それは『とどかぬ想い』ではなく『恋人』を選曲されていたからです。…ここで一言。確かに私は恋人派ではありますが、でも、『とどかぬ想い』がいまだCD化されていないのは理解できません。

近年、2年ほど前のことなんですが、ネットサーフィンをしていた時に特にサッコファンということでもなくいわゆる歌謡曲マニアの方が『恋人』についてコメントされているのに遭遇しました。数あるサッコソングの中からよくぞ『恋人』を取り上げてくれたなと感心しましたが、エルトンジョンを感じると書かれていたのを読んで以来、Tokioさんにはそうかなぁと言われましたが、エルトン・ジョンエッセンスを感じながらあらためて『恋人』を楽しんでいるこのごろです。Otome_koibito

かなみも「サッコいEvery thing」のトピック「マイベストソング②」で『恋人』を取り上げていますが、私もかなりのお気に入りソングで、「おるごおる」で『今夜はちょっといい気分』に出会うまでは、いちばん好きな曲でした。そしてサッコちゃんのイメージになによりもぴったりな曲だと思っていました。ひまわり娘の明るいイメージが強い割には全体的に悲恋の歌が多いサッコソングでは、数少ない、幸せを歌った恋の歌です。女の子なら誰もがこんな恋を心に描いたはずです。こんなに浪漫的ではっぴぃなラブソングはほかにはないでしょう。。

女の歌

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