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2006年12月

2006年12月28日 (木)

vol.89 SAKKOMANIA*4

Ft_01Ft_02クイズです!どちらのタイトルロゴが最初のジャケットのものでしょうか。「星」のの色も違うのです≧∇≦

サッコちゃんの6枚目のシングル『冬の星』に2ポーズのジャケットがあることは皆さんもご存知の通り…。06_bestしかしながらその経緯を聞いたことはありません。ただ、当時のテレビ番組で、タイトルを「ダーリン」ではなく「ダーリング」にしたり、続編でもないのに「part2」とつけたりするのは、タイトルからして何故なんだろうと興味を引きつけるための商戦の一つである、と、誰かがそう解説しているのを聞いたことはあります。サッコちゃんの『想い出のセンチメンタル・シティ』もまさにそれなんだろうと思いますが、ジャケットが2ポーズあるのも一つの話題づくりだったのでしょうか。私の記憶に間違いがなければ発売1月後にはNEWジャケットに変わっていました。去年の夏に出たベストでも今年出たベストでも2ポーズ目の笑顔ジャケットが採用されていますね。F_sa F_sb2 F_sb1

これは私が所持している『冬の星』のサンプル盤なのですが、星がいっぱいちりばめてあるのが可愛らしいでしょう。B面のタイトル『雨の中に消えて』も書かれているのでB面に印字がなくても理解できるんですが、白盤印刷のもあるんですよね。つまり、見本盤ながらB面が2種類存在しているのです。まあ、異なると言っても取り上げるほどのものではないかもしれませんけどね。これが楽しく嬉しくお宝に見えるのはマニアだけなんでしょう…きっと…。残念なことにA面の白盤はいまだ見かけたことがないんですよ~皆さんはいかがですか?F_a Fj_02 Fj_01

さてさて、不必要とは思いつつ一応クイズの正解を載せておきますね。まぁ、私としては『愛のシルフィ』のみならず『愛のシルフィー』ジャケットが存在することの方が驚きなんですけど。しっかり、そして、すっかり、くすぐられてしまっています……(笑  

N1N2最後に…。サッコちゃんとはスタ誕ふぁみりぃでもあり同じレコード会社でもあった片平なぎささんの4枚目のシングル『頬にかかる涙』にも2ポーズのジャケットが存在するんですよ。このレコードは75年10月発売で、『冬の星』とほぼ同時期なので、東芝EMIの戦略だったのかもしれませんね。ぼかしをいれたらタイトルもボケちゃってこれが本当の大ボケ…(火暴 かも。

2006年12月23日 (土)

vol.88 夢見る想い*2

今回はサッコファン仲間の皆さんへのささやかなクリスマスプレゼントです

今月サッコちゃんのクリスマスディナーショーで演奏されたのバンマス可知日出男さん某コミュニティサイトでの掲載日記の一部内容(連載中)をこちらで公開させていただけることになりました。バンマスの目から見たサッコちゃんのディナーショーの様子をたくさんの方に楽しんでいただけたらと思いますPcd

2006年12月04日の日記より
いよいよ九日、品川のブルー・パシフィック。乙女のワルツやひまわり娘など、ヒット曲もある歌手の伊藤咲子さんとクリスマス・ディナー・ショーです。 ポップス・クラシックに力強く確かな歌唱力。成熟のアイドル。
クラッシーとフリー・ジャジーなアレンジで。 体調整えて臨みます。 バイオリンは、美しい杉原蓮子。コントラバスに、バークリー出身の水野俊介(OCMレコード)。 コーラスの美女、朝川麗子。シック@ファンキーなピアノに、新藤ミオ。シンセは、ベテラン石田徹。 フルート・オカリナ・クラリネット・サックスに地声歌の私、可知日出男(^^)v。
前プロで、アメージング・グレイスや我が心のジョージアなども、やらせていただきます。心の歌をふたたび~。あたたかい雰囲気のコラボレーションを。 乞うご期待。   日出男(^^)v。

Pcd022006年12月11日(10日深夜)の日記より
クリスマス・ディナー・ショー2006~品川ブルー・パシフィック~。 無事終了しました。 いろいろ大変なこともありましたが。無事、楽しく乗り越えて、良いショーになったと思います。
バンド(我が心のアンサンブル・グリーン)も、素晴らしいメンバー、団結力ある対応で、彼女の、再びの熱いハートに応えました。 前プロお食事BGMで、さりげなく、フリー・スタイルのアメージング・グレイス~故郷、テネシー・ワルツ、我が心のジョージア、ユーアーマイサンシャインと、少しずつ、盛り上げさせていただいた。
日本中から、あるいは海外からもいらした、彼女のファンたち。 喜んでいただいたようだ。そして、SAKKOさんの登場。 さすがの、すごい気合い。なんとビックリのカンツォーネからスタート!  (以下次号)日出男。(^^)v。

Pcd03_12006年12月11日の日記より
(ひまわり娘)の曲で入場後、いきなり、ファンファーレ的な始まりで、カンツォーネの名曲、(夢みる想い~ノノレタ~)を豊かな声で歌い上げる。。度胆を抜くスタートだ。
さらに、クリスマス・ディナーらしく、(ホワイトクリスマス)。お客さまに、フレーズを振る~大胆な演出。 ドイツからいらしたお客さまが、喜ぶ。
あいさつの後、冬の三部作。 (冬の星)(未完成)(木枯らしの二人) 耳馴染みの、輝く星座をもじったイントロ・アレンジによる(冬の星)や、 シューベルトの未完成から始まる、魅せられて~のような(未完成)。 そして、最大のヒット曲、(木枯らしの二人)。
実にエネルギッシュにもっていきますねぇ。 成熟のアイドル~では、あるが。挑戦者のようなファイトで、かつてのヒット曲を、壊れそうになるくらいまで膨らませていく。
我が心のアンサンブル・グリーンも、必死にサポートする。 朝川のコーラスもなかなか良い。(^^)v。   ~以下次号~

2006年12月15日の日記より
冬の三部作。最後の(木枯らしの二人)~は、3-3-2の現代タンゴのリズムで、アレンジしてみた。 プレーバックを聞くと、もう少し、明るい和音も入れた方が、いいかなとも思えるが、次回の出会いのお楽しみに。 このリズムでの、この曲は。なかなか面白い。マネジャーのW氏にも、サッコさんにも、たいへん好評だった。 今回、ドラムレスの編成だったので、工夫をした。結果、生々しく、ドキドキするような、ノリになった。 しかし、この曲は、北の国をそりでゆくような、不思議な雰囲気がある。と。
音楽は、面白いもの。生き物ですね。(^^)v。(^^)v。(未完成)も、不思議な曲。確か、何十年ぶりに、歌うんだと。。  日出男。(^^)v。

2006年12月16日の日記より
冬の三部作が終わって、(愛のシルフィー♪)。 この曲は、当初たぶんブリブリのアイドル曲だったのでしょう。 エィトビートや16ビートにしたいところ。 タンバリンとコーラス(シルフィー!)に、五弦ベースが、しっかりとしたビートを刻んで、曲をドライブする。(^^)v。 今回のベース、水野俊介は、北大出身で、伝説のスカイドッグ・ブルース・バンドから、ジャズの名門バークリーに学んだ逸材。 今は、自然体音楽を標榜しているが、このプレイバックを聞くと、謙虚な人柄の中にも、骨太な70年代の強さを感じる。Pcd04
今、実は、アジア大会の閉会式を生でやっている。 音楽は、シェラザードからダッタン人~三つのオレンジの恋、など、洋楽クラシックではあるが、たいへんに物語り性の高いもの。
伊藤咲子さんの曲は。アクユウ~三木たかしの、たいへんに力の入った、物語り性の高い作品が、多い。 曲想やアレンジにも、クラシック曲からのものがある。と。 今、成熟のアイドルとなって、深みを増している時。 クラシック・ポップスとして、 大人のアート・エンタティメントに向かうのでしょう。 日本のミックス文化の良さが、良い感じで、アジアにも伝わってゆくと良いですね。 サッコさんの曲は。名曲が多い。みんなの共有財産として、定番として、広めたいですね。(^^)v。 音楽千夜一夜物語り~友情と平和へのメッセージへ。(^^)v。 (乙女のワルツ)は、(テネシー・ワルツ)に匹敵する名曲。   日出男。(^^)v。(^^)v。

この続きはお年玉になるかもしれませんね。「夢見る想い*3」をお楽しみに。

写真はひまわり隊映像班奈良必撮仕事人presents!!ですいつもありがとう

2006年12月22日 (金)

vol.87 ハツガジョ

02_5行って参りました2006年おっかけ納めはサッコの生まれ育った下目黒にある目黒雅叙園での「再現!思い出の紅白歌合戦」ディナーショー自分への2日遅れのば~すでぇぇ~プレゼントなのでした≧∇≦

今年は仕事に阻まれ6月9日に開かれた大塚スターライブ逃すという大きな痛手を負いながらも、1月8日の小平新春ジョイコンを始め2月19日ひたちなか童謡なぞコン2月20日太田再現紅白2月22日幕張QVC出演4月2日越谷バースデーライブ5月5日港南台ライブ5月14日甲斐いきいきジョイコン8月11日新橋ライブ12日下条川ライブ13日富山アラピアライブ9月3日青山ライブ10月8日三河安城よごもりライブ10月20日横浜ライブ12月9日品川XマスDSそして一昨日12月20日の目黒ガジョ再現紅白と、終わってみれば今年も追っかけクィーンの私でした(笑 クィーン仲間のMomoちゃん温かい目でいつも支えてくれるヤマト兄とのプチ忘年会もできとっても贅沢なひとときでした。03_5 04_2

一昨日は有休も取れ午後から美容院へ行って準備をするという時間もあり、夕方5時頃山手線が止まってしまうというアクシデントをのぞけば、心からのんびりできた一日となりました。ブログ用の写真を撮りながら受付に着いたのは7時15分前。クロークで手荷物とコートを預けると300人は入れるアペリティフ会場「華つどい」の間へ案内されました。7時過ぎにMomoちゃん到着し、まずは二人でスパークリングワインで乾杯7時半頃ヤマトが到着し、開場となった「舞扇」の間に移動。こちらは500人収容規模。おいしいお食事をいただきながら他愛もない話に花をさかせあっという間の一時間。プライベートテーブル25卓に、10人1卓のスタンダートテーブルが20卓。300人ものの観客を迎えて、8時半を過ぎる頃、ディナーショーが始まりました。ヤマト兄がしっかりと紅組側をリクエストをしてくださったので前から3卓目のプライベート17番テーブルで観覧することができました。しかも恒例となっている会場後ろ扉からの入場行進では、サッコちゃん(たち紅組)は私たちのテーブル脇を通ってステージへのぼられました07_4 08_4 10_1 12_2 14_2 15_3 16_2 17_2 18_2 19_2 20_2 21_2 22_2 23_2

前半戦は明ちゃんの美しい十代からスタート。対戦相手はミコちゃん。こちらはVACATION続いては三善さんの円山花街母の街対戦は我らがサッコきみ可愛いねバックコーラスはミコちゃんとピンキーさん!とってもおいしいきみ可愛いね~ 最後は三条さんの♪…♪。対戦はピンキーさん涙の季節バックコーラスは三条さんとミコちゃんサッコちゃんでした。

後半戦の前にしゃちょうさんの童謡コーナーがありました。おなかまで下げるマイク捌きはサッコのみならず合田しゃちょうさんの得意技でもあります。この日もじぃぃぃんと聞かせてくれました。そして、三善さんのからスタート。続いて我らがサッコのひまわり娘この日のひまわり娘は今年の夏祭りにっぽんの歌で披露されたアレンジでした。最後のファルセットもとっても美しく素敵でした⌒∇⌒ サッコちゃんの後は三条さんの君は心の妻だからピンキーさんの恋の季節アレンジがとっても素敵でしたよぉ。そして明ちゃんの夕子の涙うふふっ明ちゃんファンに合わせてシナモンライトを揺らして応援してしまいましたわ…。トリはミコちゃんの人形の家♪ ミコちゃんもピンキーさんも絶品のリズム感で歌も上手いし自分の世界を確立されているからサッコちゃんにもよい刺激になったのではないかと思いました。何度も言いますが、サッコちゃんは初恋のステージでヴァケーションも恋の季節も歌ってますものね。どんな気持ちなんでしょうねぇ。この日は紅組が圧勝したのですがある意味女性陣は素晴らしいバトル、競演を魅せてくれましたヤマト兄がおっしゃってたようにおつりがくるほど11_1 24 25 26 27 28 29

この「再現!思い出の紅白歌合戦」の最後は客席審査員が投票したサインボールを出演者が客席に投げながら数えて勝敗を決めるというもの。まずは、ミコちゃんと明ちゃんがい~ちと投げます。なんとミコちゃん直筆サインボールがミコちゃんの手によって投げられそれがヤマト兄の頭上へ。紅組が圧勝だったためサッコちゃんもミコちゃんもピンキーさんも投げる投げる…。そしてそのうちの一つ白いボールを手に取ったサッコちゃんが私たちのテーブルめがけて投げてくれました。30二年前のロッテ歌のアルバムではあの広い中野サンプラザでサッコちゃんからのボールをダイレクトキャッチすることができましたが、今回はそこまでうまくはいきませんでした。でも、いつも優しいMomoちゃんがボールを拾うと私にくれましたなんとそれは明ちゃんのサインボールでしたきゃ~んっ!サッコが投げてくれた明ちゃんのサインボールを手にして壊れそうな私でしたまっこれで今年の運も使い果たし年末ジャンボ宝くじが当たることはないでしょう…。この日のサッコちゃんの衣装は赤青金黒の4着でした

★サッコちゃ~ん♪いつもハッピーをありがとうございまーす★  

2006年12月10日 (日)

vol.86 BLUE PACIFIC*夢見る想い

Stardust Christmas 伊藤咲子 HOTEL PACIFIC TOKYO

待ちに待ったブルーパシフィックでのクリスマスディナーショー17時開場031_1 001_3 002_3 016_1    005_2

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                                                                       しばらくぶりのファン仲間と言葉を交わしつつ、おいしいお料理に舌鼓を打つなか、18時半に前プロお食事BGMとしてアンサンブルグリーンザヒルの素敵な演奏が始まりました。フリー・スタイルのアメージング・グレイス~故郷、テネシー・ワルツ、我が心のジョージア、ユーアーマイサンシャインと、盛り上がっていく中、19時過ぎに、ひまわり娘の演奏に変わり客席を通ってステージにブルーの衣装のサッコがいよいよ登場♪となりました。011_1013_1014_1015_1                                                                  

                               

                            

                                                                           

サッコちゃんがマイクの前に立ち呼吸を整えます。♪NON HO L'ETA~NON HO L'ETA~なんとカンツォーネでの幕開けです。しばしばサッコ日記でもカンツォーネを歌いたいと話されていましたが2006年をしめくくるこのディナーショーで初披露となりました。NON HO L'ETA,日本語タイトル夢見る想い。オーラ(ジリオラチンクエッティ)がこの曲を歌ったのも16歳。まさに夢みる頃のサッコちゃんです。そして切々と乙女心を綴るのではなくダイナミックに歌い上げるまさにサッコの世界のオープニングでした。続いてWhite Christmas ステージを降りてサッコちゃんが客席へ。♪I'm dreaming of a white Christmas~と歌いながらサッコちゃんがやけに近寄ってくるなぁとは思ったのですがマイクを向けられるとは想定外という言葉ではおさまらない出来事でしたので思わず逃げてしまいJust like the ones I used to knowが空白のクリスマスソングになってしまいました。みなさまごめんなさいでした。サッコちゃんの歌以外は歌えない私です。MCの後は、冬をテーマにした、輝く星座から始まる626アレンジ冬の星、20余年振りの未完成、ニューアレンジの木枯しの二人の三曲が披露されました。ボレロ、シンフォニー、現代タンゴ(バンマス可知さんのご説明によると3-3-2の現代タンゴのリズムとのこと)…。特に未完成は感動しました。これからも歌い続けてほしいと思います。そして愛のシルフィ続くMCでは究極の雨女の話など。905に続いての雨はどうやらサッコちゃんのせいらしい…。炎天下女の私は役立たずでした。次回はオーラのはいかがでしょうか。ゲストボーカルとして参加したCD「みんなで学ぼう童謡なぞなぞ」の話から、赤い靴の朗読、赤い靴竹田の子守唄へ。再びレコーディングの話からニューバージョンのひまわり娘。ニューバージョンは最後の花になりたい~のファルセットの聞かせどころがサッコにあわせたカウントなのでじっくり聞けていいですね。そしてラストソングはどんな時でも安定した歌声の乙女のワルツ。♪悲しく消えてしまった~~。この6秒にもしっかりとサッコの想いと魂が感じられました。

021_2023_1041アンコール1曲目は愛の賛歌 昨年の山形イン・ディナーショー以来の熱唱。カンツォーネで始まりシャンソンで終わる大人のサッコの魅力が輝いたひとときです。そして花束やプレゼントのお渡しタイムを挟み、Wアンコールこの日最後の歌はでした…ひまわり隊の一部でペンライトを揺らしながら、一緒に口ずさみながら、サッコちゃんの愛をいっぱいっぱい感じた時間でした。想い出すだけでじーんときます。歌の後サッコちゃんは客席をまわりながら一人一人と握手をし、観客を見送るため(&CD販売のため)に入口へと向かわれました。客席からはサッコの大バックアップをし素敵なコラボレーションを演出してくださったアンサンブルグリーンザヒルへの拍手が沸いて幕となりました。ちょっときどったサッコが観られるかなという淡い期待もありましたが、ありのままのサッコの楽しいクリスマスディナーショーでした。歌とトークのギャップも魅力なんですよね来年もまた夢のひとときを魅せてくださいね!Photo_205そして次回からはマイクは姉貴にお願い致しますm(_ _)v (笑  今年もたくさんサッコちゃんの歌に癒され元気をいただきました。サッコちゃんのおかげでひまわり隊のみんなと楽しく過ごせた一年でした。サッコちゃん、サッコファンのみなさま、渡辺マネージャーさまはじめ事務所スタッフのみなさん、来年もよろしくお願いいたしますね。次はバースデーライブ2007の実現を目指しましょう!

お帰りなさいサッコちゃん★  IN Sky Lounge BLUE PACIFIC              

2006年12月 3日 (日)

vol.85 『和的解題』*5

Oおどけたステップ踏みながら帰るアイツが好きだった… 私がサッコソングの中でふと気がつくと何度も何度も繰り返し口ずさんでいることの多い『たそがれに愛をこめて』のワンフレーズ。サッコ彩図の掲示板にも幾度か口ずさみ度No1の歌であると書き込みをしていますが、二番の歌詞に出てくるこの1フレーズだけをなぜか繰り返しているのです。たまに一番の「恋もほのかなだけで終わりそう 青春の日の1ページ」とつなげて口ずさんでいることもありますが、当時中学二年生だった私は、この「ほのかな」という言葉があったからこそリアル感を持つことができ、それが集約されて強いインプットとなったのでしょう。しかしながら浮かぶ光景は、そこは決して学校のような場所ではなく、暖色系の、とあるたまり場で、気の合う仲間たちと集まってはマグカップ片手に語り合ったり、誰かが弾くギターに合わせて歌ったり…そんな感じなのです。今思えばきっと少女漫画の影響で現実とはかけ離れた世界を思い浮かべていたのかもしれません。発売された季節が秋だったことと自分が冬生まれであることから歌詞どおり素直に青春の終わりを秋から冬への移り変わりに重ねた歌だと思ってきました。人生レベルで考えれば黄昏はまさに白秋から玄冬へと移りゆく姿です。Fしかしながらそれはサッコちゃんが高校三年生であったことを考えればそこまで大袈裟ではなく青春前期の終わりを歌ったものだといえるでしょう。だからこそ「卒業」という意味合いが生じ卒業式にふさわしい歌だとなっていくのですが、 歌詞が「冬から春」ではなく阿久までも「秋から冬」であることにこだわりを持っている私は、一般にいう門出となる卒業の季節を歌った歌には思えず、これからの人生の中で幾度か繰り返されるであろう、あるまとまった時が幕を閉じるその哀愁を、初めて迎えて、感傷に浸っているそんな場面がしっくりきたのです。その考えは変わりませんが、中学、高校、大学…と卒業式を迎える度に「冬から春へ変わったら…」と一人歌ってもいました。

この『たそがれに愛をこめて』は626のラストソング(アンコール前の)に選ばれ、披露されました。レコードだと間奏でコーラスが入りますが、その部分をMAYUMI姉貴、ドイツ語通訳さん、ちゅん隊長…みんなと自然に声を合わせて♪たそーがれに愛をこめてさよならを言えば懐かしい歌が聞こえ涙を誘う~と歌ったことがとっても嬉しくて忘れられない1ページとなりました。その後、905、川崎クラウン、パインヒルDショー、昨年の山形インDショーでも一緒に歌いましたが、是非、今週末もファンのみんなと歌いたいですねぇ。。。だめっ号泣しちゃう…(笑

女の歌

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